075 株式会社岡部洋服工業(苫小牧市)

地元に密着し、着る人のことを思いながら 手の跡が残る仕事をし続ける

代表者 岡部 照一 業 種 製造業(繊維製品、洋服)、小売業
創 業 昭和4年(昭和47年法人化)
所在地 苫小牧市錦町2丁目1-2
電 話 0144-33-4029 U R L http://www.okabe4029.com/

社長の思い

手作りのものには、作り手の思いが込められている。作り手の手の跡が残る「作品」である。足あとは風化するが、着る人のことを思い浮かべながら、手を使ってハサミを入れ、糸を縫い、仕上げていく作業は、形として残り続ける。傷んだら捨ててしまう大量生産品とは違う、直しながらも世代を超えて着続けられる洋服を作り続けたい。

企業概要・背景

当初は楽器店として創業。昭和30年代に市内の製紙工場の被服部から服の直しを請け負い、ノウハウを蓄積。道内の個人事業としては初めてミシン、プレス、アイロンなどの設備を整え洋服生産のラインを整備した。現在は、苫小牧市内に自社工場と3店舗をもち、紳士服、婦人服の両方を製造、販売する。現代表者は2代目、3代目が後を継ぐ。

活用した強み・とらえた機会

強 み

老舗としての信用力、技術力のほか、本業以外にも顧客の要望に応えるなどをして固定客をつかんでいる。固定客は高齢者が多いが、その紹介で若い世代も「仕立て」経験のきっかけとして当店を利用し、次の固定客世代として定着。

機 会

中心市街地の賑わいを絶やさぬことを心がけ、商業ビルへの出店や他店の撤退あとに出店。市内の中心的商業者として地元密着の機会を捉え続けている。

先進性・独創性・特徴

市内中心部に3店舗を出店し、それぞれに特徴のある店舗展開をしている。「BJおかべ」商業ビルで紳士服、婦人服の注文服を中心に扱い、工場を併設。 「おしゃれ工房OKABE」本店であり、婦人服を取り扱う。 「アントワーヌ」中心街の賑わいを絶やしてはいけないと、他店の撤退したあとに出店。若い世代をターゲットとし、仕入れ商品を中心に販売。パリにいる親族からフランスで流行の商品をいち早く輸入するなどし、支持を得ている。

今後の展望

仕立て服の価値は、手間をかけることから生まれる。この価値を保ちながら、必要に応じて効果的なツールを活用し、顧客とのつながりを強化していく。顧客は年配の方が多く、PCよりは携帯電話のメールやホームページの方が受け入れられやすい。洋服に関する話題や顧客からの注文服の仕立て状況の報告など、コミュニケーションを図っていきたい。

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