北の先駆


「メール」で和む社内 〜LAN構築して情報共有化

中塚建設 株式会社

 企業プロフィール
代表者 中塚 勉
業種 金属製品製造業
資本金 4,400万円
年商 160,000万円
創業年月 昭和45年創業
従業員数 役員5人、社員20人、季節従業員等80人
所在地 松前郡福島町字三岳73番地の1
企業URL http://www.host.or.jp/net/nakatsuka/

 
同社(中塚勉社長)は、平成4年頃よりいち早く積極的にOA化を進め、経営の合理化等に努めるなど新しい視点で土木建設業を営んでいる。


平成8年頃からは、パソコン同士をつないでデータ等の情報のやり取りが可能なネットワークシステムLAN(構内情報通信網)も構築して、情報の共有化を図っている。  18台のマック機と7台のウィンドウズ機を社内LANでつなぎ、社員が作成した書式やコンピューターを利用して作成した設計・製図等のCADデータを共有している他、20人の全社員がメールを使用して、一度に集まることの少ない現場の社員同士のコミュニケーションも図っている。


1.
工事写真で優秀賞受ける
 町商工会青年部の前部長である中塚徹朗専務は「導入すると、やる人やらない人は出てくるが、いや応なくやらなければならない環境から社員の自覚が生まれ、上手な人の書類やデータを参考にできる等知識と情報の共有や底上げができるし、また社内メールはお互いの気持ちが和むことも図れる」と導入の効果を熱く語る。
 同専務は青年部長の時、全道で最初、全国でも2番目に商工会関係のインターネットホームページも開設している。
 また、ある現場ではミニCADを使って設計図から竣工書類までを一貫して作成し、さらに工事写真アルバム用のマメ図としても利用する等、竣工検査時の見やすさを評価され、平成11年の春「北海道土木工事写真コンクール」で優秀賞を受賞するなど評価されている。

2.
車両や重機にはイラスト
 とかく殺風景な土木工事現場のイメージを当社は、資材や道具類を運搬する4トントラックに交通安全の象徴として「亀」を、パワーショベルは虎をイメージして縦じまを、背丈の高いクレーン社は「キリン」等のイラストを30台余りの車両や重機に4年程前から施し、従業員や地域からも好評を得ており、 企業イメージや交通・作業安全にも効果を発揮するばかりか、職場の明るい雰囲気づくりにも貢献しており、平成11年5月にはNHKに取り上げられ、全国に放映された。

3.工事現場付近にも気配り
 現場第一主義の同社長は「現場の仕事は全て生きた勉強の場であり、仕事を本当に理解するには体験し、目立たなくても実力をつけること。 仕事は技術だけではなく、人の理解を得てはじめて人や物が動き、成果となる。」と語る。
 当社のインターネットホームページには、重機等の動物達(イラスト)の紹介や現在行っている工事現場の様子をデジタルカメラで一時間おきに自動撮影して現場管理等に役立てている他、工事現場でお世話になっている商店・レストラン等も紹介するなど気配りを感じさせる構成となっている。
 「目が行き届くことは見えないことによる不安やコストを軽減できるし、気配りも技術だと思う。我々は地域で食べさせてもらっていて、地域が豊かでなければ生きていけない」と専務は語る。
 地元企業として地域への貢献を信条として、積極的に時代の流れを取り入れる新たな挑戦が続く。





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