北の先駆

地域老舗酒蔵のたゆまぬ挑戦

國稀酒造株式会社

 企業プロフィール
代表者 林 眞二 
業種 酒類製造業
年商 3億1000万円
創業年月 明治15年
従業員数 正社員13名パート5名、長期臨時10名
所在地 増毛郡増毛町稲葉町1丁目17
企業URL http://www.kunimare.co.jp/
1.キーワード

★ チャレンジする企業風土
★ 独自の手法による情報アンテナの構築ト
★ 伝統と新しい手法の融合
★ ホームページによる社内情報発信と商品販売

2.企業の概要
 当社の歴史は、初代本間泰蔵氏が増毛郡役所に醸造免許鑑札願いを届け出た明治15年が創業である。創業から20年間は、旧本店(現「旧商家丸一本間家」国指定の重要文化財)の敷地内にある醸造蔵で酒が造られていた。しかしニシン豊漁による好景気が続き、酒の需要が増え続け、創業時の設備では量産できないことから、明治35年、現在地に地元産の軟石を使った酒蔵を建設した。同年に合名会社となり、丸一本間合名会社酒造部として、営業していた。 「國稀」の名は、その昔、「國の誉」であったが、乃木希典元陸軍大将の名前にちなんで大正9年に定番商品の名となった。その後、丸一本間合名会社は、ニシン漁業の減少に伴い、呉服部、荒物部、運送部などを縮小・廃止してゆくこととなり、合名会社設立から100年目の平成13年に、国稀酒造株式会社と社名を改めた。その事業の中心である酒類製造は、昔からの手法を変えることなく、よく吟味し選び抜かれた原料と南部杜氏の技を今に引き継いでいる。現在は、「日本最北端の酒蔵」として親しまれている。

3.先進性の特徴等
 創業120年の伝統に加えて近代的な経営手法を融合させ、地域に根付いた企業として活躍している。平成12年より平成16年の間、増産と生産性の向上を目的とした設備投資を段階的に行った。増産設備投資では、新工場を建設し、生産規模年間4,000石(720kl)とし、需要に応える体制を構築した。生産性の向上については、麹作りのOA制御(温度管理)や蒸篭の機械化(蒸しむらをなくす)を行い、安定した品質が確保できるようになった。
 
4.今後の展望
 今後も、嗜好品である清酒の品質、味わい、に徹底したこだわりを持ち続けた経営方針を貫きたい。また、当社の伝統である俊敏性を磨き、市場のニーズに応えてゆく。また、これらニーズを慎重に検討し、乙類焼酎の製造を開始するなどの新製品の開発にも、積極的に取り組む企業風土を創ってゆく。 「地産地消」へのこだわりを持って経営を行うことが、地域活性化や地域貢献へ繋がることを肝に銘じ、段階的に「北海道 増毛発」として、道外や更には海外なども消費地拡大を視野に入れた営業活動をしてゆきたい。


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