北の先駆

土木建設業の多角化 :コンクリート構造物健全性診断

日東建設株式会社
 企業プロフィール
代表者 久 保    元
業種 一般土木建築工事
年商 7億5000万円
創業年月 昭和27年
従業員数 55名
所在地 雄武町字雄武1344番地の5
企業URL http://www.nittokensetsu.co.jp/
1.キーワード

★ 少ない投資で既存事業に関連する分野へ進出
★ 緻密な現状分析に基づいた多角化戦略の立案
★ ヒトのネットワークが新たなコアコンピタンスを創造
★ ホームページによる積極的な情報発信

2.企業の概要
 当社は昭和47年の創業以来、半世紀に渡り土木建設業を営んきたが、平成13年にコンクリート構造物の健全性診断分野への異業種進出、事業の多角化を行った。この新事業は、大きく分けて「「コンクリート構造物の非破壊診断業務」と「コンクリートテスターの製造販売業務」である。2005年度には総売上高7億5千3百万円のうち18.5%がこの部門の売上となり、新事業開始後5年間で着実な成長を遂げてきている。
 

3.先進性の特徴等
 社長の母校である、東海大学の助教授チームが平成2年から衝撃弾性波による非破壊検査技術の研究を行っているのを知り、開発プロジェクトに参加。同大学等が開発した「iTECS」の道内での専用実施権を取得することができた。
 当社の先進性の源泉は、「緻密な現状分析に基づいた多角化戦略の立案」と、その戦略実施を可能とした「ヒトのネットワーク」による新たなコアコンピタンス(競争優位を確保する企業の核となる能力)の創造である。この多角化の取組みを通じて、当社では、「コンクリート構造物健全性診断技術」という競争優位の能力を獲得することができた。

 
 
4.今後の展望
 将来的には、コンクリート構造物健全性診断部門の売上を50%程度までに伸ばして行きたい。また、コンクリートテスター(CTS-02)の製造販売については、長期的に年間1万5千台の販売と10万台以上の普及を目指している。 技術開発についても継続的に深化させて行くことが必要であり、コンクリートポールの健全性診断技術の開発や、ボルトを含む鋼材専用の測定装置の研究開発等に取り組んで行く。


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