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6.返済計画
? 返済計画

 借入金の返済は利益からなされます。しかし、利益をすべて返済に充てることはできません。税金を払ったり、個人の場合は生活費などが必要です。
 下の損益計算書をもとに、無理のない返済が可能か、生活のめどがたつか十分に検討してください。

  ●損益計算書
科目 内容・留意点等
売上高
(売上予想高)
 あなたのたてた売上予測高を計上します。さまざまな角度から達成可能な売上高を予測してください。
売上原価
(仕入)
 原価は一般的には「売上高×原価率」で求めます。
 原価率は業種や商品などによって違いますが、業界平均値を基にあなたの考えている販売戦略などを加味し、原価を求めてください。



人件費  営業経費には、毎月決まった額の支払いが必要なもの(固定費)と売上高などに応じて金額が変わるもの(変動費)とがあります。
 減価償却費については次のページに解説してあります。
 その他の経費については、人件費、家賃、減価償却費を除いた一切の営業経費を具体的に算出します。
地代・家賃
減価償却費 (1)
その他の経費
営業利益金額 「売上高−(売上原価+営業経費)」で算出します。
営業外収入 受取利息、賃貸料収入など営業以外の収入です
営業外費用 支払利息など営業以外の費用です。
税引前当期純利益 「営業利益+営業外収入−営業外費用」で算出します。
法人税・住民税等 「税引前利益×50%」です。この科目は法人の場合です。
当期純利益金額 (2) 「税引前利益−法人税等充当額」で算出します。

  返済資源
返済財源 (3)=減価償却費 (1)+当期純利益金額 (2)

  収支見込(資金収支)
支出見込=返済財源 (3)−借入金返済元金−家計費(個人企業の場合)

豆知識  減価償却費

 機械などは使用や時の経過とともに経済的価値が低下します。機械などが使えなくなるまでの期間(耐用年数)、その価値の低下を必要経費とすることができ、これを減価償却費といいます。 減価償却費は資金の支出をともなわない費用ですから、機械などの取替、更新に備えて年々積み立てることが可能となります。
 減価償却が必要な主な固定資産は、建物、機械装置、車両運搬具、工具・器具・備品などです。
 減価償却費の一般的な計算方法には、定額法と定率法があります。

償却法の選び方
 定額法では、年々の負担が同額です。一方、定率法では、初年度の償却負担が最も重く、その後年を追うごとに償却費は減っていきます。
 どちらを採用しても減価償却費の合計額は同じですが、毎期の損益に影響します。収益力が低い開業まもない企業では、定額法が多く用いられます。

<平成19年3月31日以前に取得された減価償却資産>

  • 償却費累計が取得価額の95%に達するまでは従前の償却方法(=旧定額法・旧定率法)を採用します。
  • 取得価額の95%相当額(従前の償却可能限度額)まで、償却費の累計が到達している資産については、 以後の事業年度より、下記の算式で残存簿価1円まで償却を行います。
〔取得価額−(取得価額の95%相当額)−1円〕 ×
事業年度の月数
60

<平成19年4月1日以後に取得された減価償却資産
   新しい償却方法(=定額法・定率法)を採用します。

定額法 新「定額法の償却率」を用い、残存簿価1円まで償却します。
定率法 新「定率法の償却率」の他、「保証率」と「改定償却率」を用い、残存簿価1円まで償却します。

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